2020年2月6日 06:00
新型肺炎与える日本経済への打撃 長期化でGDP2兆円減試算
「冷凍食品や生鮮野菜も中国からの輸入が増えています。特ににんにく、玉ねぎ、にんじん、キャベツなどは山東省の生産量が多いのです。もし山東省で感染者が激増すれば、それらが輸入できなくなる可能性もありますね。また日本の100円均一ショップでは、多くの中国産の製品が販売されていますが、それらが品薄になってしまうこともあるでしょう。2月上旬ごろに、感染がどのぐらいまで広がるのか見えてくるといわれています。多くの日本企業もそれまでは静観するようです」
爆発的な感染は防ぐことができるのか、それとも……。経済評論家の森永卓郎さんはこう語る。
「もし感染を封じ込めることに失敗した場合、最悪なら今年夏の東京五輪の開催ができなくなってしまうかもしれません。
’08年のリーマン・ショックのように、一気に坂を転げ落ちて、不景気になってしまうことを憂慮しています」
「女性自身」2020年2月18日号 掲載
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