くらし情報『月をまたいで入院すると損するかも!?高額療養費制度の落とし穴』

2020年2月28日 15:50

月をまたいで入院すると損するかも!?高額療養費制度の落とし穴

ですが、病院で処方される薬は、現役世代だと3割負担。6歳未満と70〜74歳は2割負担で、75歳以上なら1割負担(いずれも現役並みの所得がある方は3割負担)。ドラッグストアで、1割引きで売っていたとしても、特に高齢者は、薬は病院でもらうほうが安くなります」(荻原さん・以下同)

【Q2】胸にしこりを発見!まず、診てもらうのはどっちの病院?

乳がんの権威がいる大病院 or いつもかかっている開業医

正解は、いつもかかっている開業医。「ささいな病気でいきなり大病院に行くと、高い初診料を取られるのをご存じの方も多いと思います。でも、いざ、がんの疑いがあると思ったら、平常心ではいられず、できるだけいい病院で診てほしいと思うのが人情でしょう。ただ、明らかにそうだと思えるのでなければ、『まずはかかりつけ医』が鉄則です。紹介状なしでの大病院受診は、今は最低5,000円上乗せです。でも今後は、数千円の値上げが検討されていて、ますます高くなります。
まずはかかりつけ医の診察を受け病院を紹介してもらうほうが、医療費も安くなりますし、素人考えでいきなり大病院に行くより、自分の病状に適したいい病院が見つかるのでは」

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