2020年4月16日 11:00
医療崩壊は大都市から地方へ 未曾有の崩壊連鎖を止めるには
彼らが体調を崩したら、本来医療を受けるべき患者さんが困ります。軽症者移送用のホテルをさらに借り上げるなど、政府は意味あることにリソース(資源・資産)を集中すべきです」
順天堂大学病院・総合診療科の内藤俊夫教授も言う。
「病院に来る場合には必ずマスクをつけてきていただきたいのです。マスクをしていれば、その患者がのちに新型コロナの感染者だとわかったとしても、診察しただけの医師や看護師は濃厚接触者とはみなされず症状が出るまでは医療行為を続けることができるのです」
政府も私たちも現場医師の警告に耳を傾けない限り、現実に進行している医療崩壊はもう止められないかもしれない――。
「女性自身」2020年4月28日号 掲載
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