赤江珠緒アナ語った家庭内隔離の限界「ご飯も睡眠も一緒に…」
ご飯も一緒、寝るのもお風呂も一緒、子供と2人だけの、超濃厚接触でした」
赤江アナと同じように“自分が感染したら子供はどうなるのか?”、そんな不安を感じている人も多いのではないだろうか。高知大学名誉教授で感染制御に詳しい小川恭弘医師はこう語る。
「家庭内での親子の隔離は非常に困難です。しかし祖父母などの高齢者や、心臓病・糖尿病などの持病のある人に預けることは絶対に避けていただきたいです。症状の軽重によりますが、親子で自宅内隔離を続ける、もしくは親子同室で入院することをおすすめします。中国の7万2千人以上の感染者データによれば、10歳未満の死亡者はゼロでした。ただ親御さんが感染した場合、PCR検査を受けられなくても、お子さんも『感染している』という前提で対応したほうがよいでしょう」
また「のぞみクリニック」の筋野恵介院長にも自宅療養での注意点について聞いた。「いっしょに生活する場合は、マスクと手袋をしてお子さんと接してください。
飛沫がかからないように、なるべく対面でしゃべらないように心がけてください。しかし空間をともにしていれば完全な予防は難しいのも現実です。お母さんであれば、わが子を感染させてしまうことが心配で仕方がないでしょうが、子供の死亡率が非常に低いことに望みをかけて、耐えるしかないと思います」