くらし情報『月400円から可能…国民年金加入者が老後に備える5つの方法』

月400円から可能…国民年金加入者が老後に備える5つの方法

利回りは限定的ですが、亡くなるまで保障が続く、終身のものもあるのがメリット。もう少し増やしたいなら個人型確定拠出年金『iDeCo』です。運用の成果によって受取額が変動します。もし加入中に亡くなっても、積み立てた資産は家族に“継承”できる。掛金の上限額は2つ合わせて月6万8,000円です」(山中さん・以下同)

両方に加入したい場合、働いている夫と専業主婦の妻であれば、お得な組み合わせがある。

「iDeCoは『小規模企業共済等掛金控除』なので、契約者本人のみの控除ですが、国民年金基金は『社会保険料控除』。夫が妻の掛金を夫の所得から控除できます。よって、収入のある夫がiDeCo、妻が国民年金基金に加入するというのが、控除のメリットを最大限活用できる入り方です」

自営業者やフリーランスには退職金はないが、それに代わる制度として「小規模企業共済」がある。
「掛金は月1,000円から、500円単位で最大7万円。他の制度と違い、働いている間は何歳まででもかけ続けられ、年齢と関係なく、仕事を辞めたときに共済金を受け取れる」

iDeCoと小規模企業共済は、一時金で資産を受け取る場合、「退職所得控除」

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