くらし情報『月400円から可能…国民年金加入者が老後に備える5つの方法』

2020年7月29日 11:00

月400円から可能…国民年金加入者が老後に備える5つの方法

扱いにすることができる。控除額は勤続20年までは1年につき70万円というふうに増えていくのだが、この二つの制度では、加入期間を勤続年数と読み替えて控除計算できる。

「同じ年に両方を受け取ると、控除額を超えて課税される場合は、受け取る時期を一定期間開けたり、一括ではなく分割で受け取るなどの対策も検討しましょう」

毎月大きな掛金を払う余裕がない場合は、どうすれば?

「月400円で年金額が増やせる『付加年金』を検討しましょう。将来、払った期間分×200円がもらえるので、2年で元が取れます」

また、法人を設立するという方法もある。

「ややこしい手続きは増えますが、厚生年金に加入できることなど、メリットは大きい」

自営業者には定年がない。山中さんは働いている限り、繰り下げをして、もらえる年金額を少しでも増やすことを勧めている。

「わからないことがあれば、専門家を頼ってください。年金事務所なら年金について無料で相談できますし、資産運用も含めて包括的に相談したいのであれば、ファイナンシャルプランナーなどに」

「女性自身」2020年7月28日・8月4日合併号 掲載

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