森永卓郎さん教える「年収200万円時代を生き抜く6つの知恵」
株主優待で、生活に潤いがもたらされるのだ。
【5】いっそトカイナカに移住
「東京など大都市圏を捨てること。とにかく家賃が高いためです。昨年ですが、新宿区の四谷にある3畳1間の新築アパートの家賃が7万8,000円もしていました。地方なら一軒家が借りられます」
コロナ禍によって、リモートワークの環境が整備されていけば、場所にこだわる必要もなくなる。
「都心部から、50キロほど離れた、都会と田舎の真ん中にあるトカイナカがおすすめ。東京でたとえるなら、圏央道沿い。神奈川県の海老名、埼玉県の入間、千葉県の木更津などです。
私もトカイナカ暮らしですが、家賃が安いばかりではなく、街道沿いには激安の量販店も多く、地元スーパーも東京に比べ安い。私の場合、60坪の畑を借りているので、自分の作った野菜を食べられる楽しみもあります」
【6】趣味を見つける
「少し前、ドラマに出る機会があったんですが、そこでエキストラのおじいちゃんから話を聞きました。交通費は支給されるけど、ギャラはゼロとのこと。なんでゼロなのに出るのかと聞くと『近くに芸能人がいて、ドラマに一緒に出られるなんて、こんな楽しいことはない』というんです」