2020年9月8日 17:00
コロナ時代のメーク術 老ける厚化粧はNG!(JINSEIのスパイス!第88回)
【今週の悩めるマダム】
毎日マスクをするようになってから肌荒れがひどいので、ファンデーションをしないでパートに行くようになりました。そうしたら同僚の女性から「なんか老けたんじゃない?」と、ばかにされました。家事・育児とパートに忙殺され、美容どころじゃありません。怒りと悲しみがこみ上げてきます。(愛知県在住・40代主婦)
実は、もう15年ほど前のことだと思いますが、僕は美容・健康についての連載をしていたことがあります。美容の女神みたいな方々との対談がメインの連載でしたが、そのとき、いろいろ美容について勉強させてもらいました。年齢を重ねてからの化粧というのは厚くなりがちで、逆にその人本来のよさが出なくなるなぁ、とそのとき、気づきました。どうしても、「皺を消したい。
ほうれい線もなくして、若々しくみせたい」と考えますよね。すると、そこを「どうにかして埋めなきゃ。全部隠さなきゃ」と、なりがちです。顔全体を化粧で埋めてしまうと、皮膚呼吸ができなくなり、皮膚の衰えが早まってしまうと思います。
男性の顔がいつまでもつややかなのは化粧をしないからではないでしょうか?皮膚呼吸って、大事なんですよ。