くらし情報『あしなが・玉井会長「必ず守る」コロナ苦の学生に10億円支給』

2020年9月14日 11:00

あしなが・玉井会長「必ず守る」コロナ苦の学生に10億円支給

などで親を亡くした子どもたちや、親が重度障害で働けない家庭の子どもたちを、物心両面で支える民間の非営利団体だ。現在はウガンダをはじめ、アフリカ諸国の遺児支援も行っている。

補助金や助成金を受けず、あしながさん(支援者)の寄付と街頭募金で運営されるあしなが運動。しかし、コロナ禍を受け、資金集めの主力である街頭募金は、玉井さんの半世紀の活動のなかで初めて中止になっている。このままでは、40億円の財源不足が見込まれるが、玉井さんは、安定貸与のための積立金60億円を取り崩してまで、緊急支援を断行した。

「スピードが信条ですから」

7月、会長室を訪ねた記者を迎えた玉井さんはそうほほ笑んだ。御年85歳。つえこそついているもののかくしゃくとしていて、にこやかだ。


あしなが本部には、支援金を受け取った子どもや母親から感謝のメッセージが続々と届いていた。

《これで○○に食べさせてあげられる。もう少し生きていけるかもしれないと思うことができた。もう少し頑張ります》(匿名・母)
《仕事も制限され、収入が減り、消費者金融に借りようか悩んでいた矢先、あしながさんからの支援金で、涙しました》(静岡県)
《あしながさんからの給付金があるとニュースで見たときは本当にありがたく、玉井会長の言葉に涙が止まりませんでした》(福岡県)

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