くらし情報『あしなが・玉井会長「必ず守る」コロナ苦の学生に10億円支給』

2020年9月14日 11:00

あしなが・玉井会長「必ず守る」コロナ苦の学生に10億円支給

あしなが・玉井会長「必ず守る」コロナ苦の学生に10億円支給


「私は、どんなことがあっても、今、進学に困っている遺児たちを、諦めさせるようなことなく頑張っていく。ちゃんと(学校に)行かせる自信があるので、安心して勉強なり、お母さんの手伝いなり、やってください。私は長年の経験で、必ず君たちを守るから」

4月17日午後、「あしなが育英会」の玉井義臣(よしおみ)会長(85)は、全国の奨学生にそう呼びかけた。遺児一人一人に語りかける玉井さんの声は温かく、頼もしかった。

その前日、あしなが育英会は、新型コロナウイルスの感染拡大による生活困窮を見越して、全国6千500人の奨学生に一律15万円、総額10億円の緊急支援を直ちに行うと決めていた。緊急事態宣言発令からわずか10日後のことである。

「待ったなし。窮状にあえいでいる学生を、返還不要の増額で応援したい。
お金の問題はスピードがすべてだと思うております」

実際、4月28日には、在学中の学生5千人に15万円が支給され、4月に入学した新1年生には、入金口座の登録が済み次第、即座に支給されている。国が決めた特別定額給付金10万円より、はるかに迅速な対応だった。

あしなが育英会は、災害や病死、自死(自殺)

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