『夫のトリセツ』作者語る夫の操縦術「たまには大げさに騒いで」
「夫がその役割を納得して請け負えば、その役割だけは誠実に全うしようとするものです。『いろいろなことに気がついて家事を手伝ってよ』と腹を立てるより、決まった役割を必ず遂行してもらうほうが妻のストレスも軽くなります」
【3】夫に頼むときはパニックになるか、泣くかすると効果アリ
夫に頼むときにもコツがある。
「『あと5分で家を出るのに、あれもこれもしなきゃいけないし、洗濯物が干せない!』などと大げさに騒ぐと、夫が『俺が干しておくよ』と言ってくれることも。それを3回くらい繰り返すと、洗濯物を干すのは、夫の役割に(笑)。ここで大切なのは、『あなたのために私が全部やってあげたいのに、できない』というニュアンスを出すこと。夫がやってくれたときには必ず『ありがとう』と声をかけるように心がけましょう」
【4】いかに自分が忙しいかキャンペーンをする
自分のすることなすことすべてを夫に逐一伝えていくのも、夫に家事を手伝わせるのに効果的だ。
「これから洗濯するね、料理作るねなどと、とにかく夫に向けて次にやることをべらべらと言いまくる。すると、妻がこんなに多くの家事をやっているのだと夫が認知するので、『ゴミ捨ててきて』と頼むと、素直に捨ててきてくれるように。