くらし情報『ノンスタ井上語る『鬼滅の刃』「炭治郎の葛藤が作品に深みを」』

2020年10月29日 15:50

ノンスタ井上語る『鬼滅の刃』「炭治郎の葛藤が作品に深みを」

炭治郎がさまざまな思いを背負うようになってから面白くなってきたと思います」

■女性ファンつかむBLっぽさも魅力

炭治郎と常に行動をともにしている鬼殺隊の同期である我妻善逸と嘴平伊之助とのかけ合いも作品の魅力だ。

「本当は炭治郎は戦うことが嫌いで、善逸や伊之助とふざけ合ってることが好き。そんな日常をコミカルに描くことで戦いのシリアスさが際立っているんだと思います」

BLっぽいのりも女性人気の理由だと井上は分析している。

「伊之助が超男っぽくて、善逸は情けなくて、その中間にいるのが炭治郎という感じ。たとえば炭治郎と善逸があぜ道を歩いているときに、おにぎりを半分に分けあうところとか、デートっぽかったりする」

「友情」という言葉だけでは片づけられない少年たち3人の深い関係が、暗い世界に彩りを与えているのだ。

(取材・文:インタビューマン山下)

「女性自身」2020年11月10日号 掲載

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