くらし情報『専門家語るお金の間違い「株は安値で買ったほうがもうかる」』

2020年11月19日 06:00

専門家語るお金の間違い「株は安値で買ったほうがもうかる」

その結果、不安が減り、失敗が少なくなるのだ。

「50歳以上なら、毎年誕生月に送られてくる『ねんきん定期便』で、将来受け取る年金の見込額を確認できます。その金額さえわかれば、夫婦でイメージしている老後の暮らしを送る場合、毎月の不足分がいくらになるのか、おおよそ予測できるでしょう。不足額がわかれば、投資計画が立てやすくなります。不足分を補うには、どんな金融商品が適しているか、毎月いくらを何年間ほど積み立てればいいのかといったことも見えてくるはずです。そうすれば、焦ってリスクの高い金融商品に投資したり、あやしい投資話に引っかかったりする可能性はぐっと低くなります」

そんな、老後資金の「攻めのお金=投資・運用」の間違った対策について、投資・運用のアナリスト、石川紀子さんと、多くの顧客の資産形成に携わる丸山哲也さんの2人が解説。

【間違い1】元本割れのリスクを考えるとやっぱり銀行預金が安心

「投資に及び腰になり、銀行預金だけに老後資金を集約するのは、逆にリスクを高めることに。将来、賃金や物価が上がれば、預金の価値は目減りしますが、同時に株式投資や投資信託などで資金を運用しておけば、インフレリスクにも対応可能。

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