くらし情報『大阪の看護師要請に広がる波紋…和歌山県知事が5000文字の訴え』

2020年12月13日 19:04

大阪の看護師要請に広がる波紋…和歌山県知事が5000文字の訴え

ところが大阪は、保健所によるPCR検査などの感染確認を怠っていたというのだ。

「改善しないと危ないですよ、爆発に繋がりかねません」と、助言していたという仁坂知事。だが無視されたことで、「中々改善に繋がらず残念でありました」と吐露している。

大阪の感染爆発によって、大きく影響を受けているという和歌山。仁坂知事は医療崩壊を防ぐため、陽性者の隔離や検査の強化といった保健行政の機能強化を訴えている。具体的に、感染爆発している地域と和歌山での対応の違いについてこう提示した。

1.陽性判明者の行動履歴を徹底的に調べているか。
2.そこから判明した濃厚接触者全員のPCR検査をしっかり実施しているか。

3.陽性判明者の入院、ホテル入所など十分な隔離の面倒をきちんと見ているか。
4.感染拡大に備えて、病院拡大、人員の手配、ホテルのリクルートなどを専門的見地から慎重かつ着実に進めているか。
5.陽性者と言えど、たいていの場合その行動範囲は、保健所の管轄を越えているから、別の保健所管内にいるこの人の濃厚接触者の検査を命令できる保健所の統合システムを持っているか。保健所がバラバラに動いていないか。

最後は、「このままだと日本が危ないと思います」

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