くらし情報『貧困、非婚、非SEX…現実問題と同調圧力に苦しむ韓国女性』

2020年12月31日 11:00

貧困、非婚、非SEX…現実問題と同調圧力に苦しむ韓国女性

――性に対して日本んい比べてオープンではないのですね。キリスト教の信者が多い韓国ですが、宗教による影響もあるのでしょうか?

「宗教観によるものではなく、同調圧力でしょうね。とにかく日本よりもそういった行為が露呈したときの風当たりが強い。

日本では以前、政治家とのパパ活が週刊誌で報道された女子大生が、その後ユーチューバーとして人気を博していましたが、韓国では到底考えられない話です。韓国だとそうした場合、二度と日の当たるところに戻れず、ひっそり隠れて生きていくしかなくなります。

性に限らず、『人の噂も七十五日』なんてことがまったく通用せず、社会に覚えられ続けてしまう。そうした寛容さのなさが、韓国で生きづらさを抱える人が多く生まれてしまう、根本的要因の一つではないかと感じています」

■独身・子なしで生きてはダメ?

――ワーキングプアのような女性も少なくないなか、結婚や出産についてはどのような意識を持っている人が多いのでしょうか?

「『非恋愛・非SEX・非婚・非出産』をあらわす『4B運動』(“非”は韓国語で“ビ”とも読まれる)や、就職や結婚、出産などのあらゆるライフイベントを手放さねばならない世代を指す『N放世代』(Nは変数の意)

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