2021年3月5日 06:00
「母さん、コロナに感染した」新手のオレオレ詐欺にご用心
昨年12月、芸人のエハラマサヒロは、盗まれた情報でカード利用され、40万~50万円の被害にあったと告白した。
「コロナ禍でネット通販を利用している人が増え、こうした詐欺が横行しています。カード限度額まで買い物をされる被害も。メールのリンク先のサイトがAmazonそっくりになっていて、URLも『annazon』になっているなど、『amazon』と混同しやすい詐欺メールもあります。こうしたメールに表示されたURLをクリックしてはいけません。不正利用が心配な人は、メールをいったん閉じて、改めてネット検索をして、公式ホームページからマイページ、マイアカウントにアクセスして履歴などを確認しましょう」(京師さん・以下同)
スマホのSMSに《不在の為お荷物を持ち帰りました。ご確認ください》とあやしいURLに誘導させる詐欺も、同様の手口だ。
「不在通知は誰にでも思い当たるためだまされやすい。
宅配ボックスを購入し、置き配できるようにしておけば、こうしたメールを怪しめるでしょう」
【手口2】初回無料、お試し価格詐欺
健康食品や化粧品のネット通販で、最近、顕著なトラブルが“初回無料、お試し価格詐欺”だ。