くらし情報『コロナワクチン「アナフィラキシー」への不安に医師が回答』

2021年4月1日 06:00

コロナワクチン「アナフィラキシー」への不安に医師が回答

4月に訪米を控え、新型コロナウイルスワクチンの1回目の接種を受ける菅義偉首相(写真提供:共同通信)

4月に訪米を控え、新型コロナウイルスワクチンの1回目の接種を受ける菅義偉首相(写真提供:共同通信)



「ワクチン接種を受けた人はマスクを外して会えるようになりました。また、レストランの入場制限も緩和され始めています。ワクチンに守られているという安堵感が町中にあふれ、患者さんにも1年ぶりの笑顔が戻ってきました」

そう語るのは、米国ニューヨークのマウントサイナイ医科大学の内科医・山田悠史先生。4月中旬に『日米で診療にあたる医師ら10人が総力回答!新型コロナワクチンQ&A100』(日経メディカル開発)を発売予定だ。山田先生はすでにワクチンを接種したという。

新型コロナウイルスの感染拡大を抑えると期待されるワクチン。米国では3月25日までに1億2,000万回以上の接種がなされ、65歳以上の66%以上で1回目の接種が完了している。

「現状では新型コロナの特効薬はありません。
個人の感染や重症化を防ぐだけでなく、集団免疫を獲得して、コロナ禍以前の日常を取り戻すためにも、ワクチン接種の役割はとても大きいのです」

日本でも、4月中旬から高齢者へのワクチン接種が始まるが〈副反応が出た〉などのニュースに不安を抱く人も。

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