くらし情報『長谷川博己 実家買い取りの漢気…亡き父の「残したい」守った』

2021年4月27日 06:00

長谷川博己 実家買い取りの漢気…亡き父の「残したい」守った

厳格な堯さんの教育のもと、地元でも評判の好青年へと成長した長谷川。しかし、大学卒業後の進路をめぐって両親と対立することとなる。

「映画好きだった長谷川さんは、大学卒業後に会社勤めをするも1年で退職し、俳優になるため文学座に入りました。

しかし、両親は猛反対したそうです。1月放送の『ファミリーヒストリー』(NHK)では恵子さんから『役者なんかやらないで医者とかを目指してほしかった』と言われたことを長谷川さんは明かしていました」(長谷川家の知人)

前出の親友もいう。

「不安定な仕事だし、文学座時代の博己くんは売れていませんでしたから、堯さんもよく『役者で失敗したら潰しがきかないよ……』と心配していました」

それだけに、過去に一部では長谷川と堯さんの不仲説が報じられたことも。しかし、実際は“似た者親子”だったのだ。

「堯さんも大学卒業後、定職につかずライター活動で食いつなぎ、大学の講師になったのは30代になってからでした。
好きなことで稼ぐ大変さを知っているからこそ、同じ苦労をさせたくなかったのでしょう」(前出・知人)

■「あの家だけは博己に残してやりたい」

そして、遠くから見守り続けた堯さんが息子に遺そうとしていたのがこだわりの実家だった。

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