コロナの持病別死亡率ランキングで腎機能障害が1位の理由
以下、糖尿病、高血圧、気管支ぜんそく、肥満と続く。
「糖尿病があると免疫の働きが落ち、健康な人には感染を起こさない病原体による日和見感染が起こります。当然、このウイルスにも感染しやすく重症化するリスクも高くなります。また、動脈硬化にもなりやすいのです。高血圧も同じく動脈硬化により血管の壁がもろくなり、血栓ができやすい。高脂血症も同じです。気管支ぜんそくは、呼吸機能の障害によって感染すると十分に息が吐けなくなって、酸素交換が悪くなってしまいます。肥満は、脂肪細胞から出るさまざまなホルモンが炎症を助長したり、感染抵抗力を下げると考えられます」
持病を抱える人々は、コロナ禍で不安になりがちだ。
「主治医と相談して薬をしっかり飲み、血糖値や血圧をコントロールしておくことが大事です」
「女性自身」2021年5月25日号 掲載
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