2021年6月25日 06:00
家事分担の心得5 夫をやる気にさせるのは「ママ友の誉め言葉」
普段、当たり前にこなしている家事や雑用は、本当にすべてあなたがやるべきこと?いいえ、妻が第一にすべきは“家事の分担化”。主婦業の現場監督として夫や子どもに指示を出し、どんどんやってもらえばいいのですーー。
「主婦業を9割削減します!」
’20年6月、唐仁原けいこさんがブログで一大決心を発表した。当時、唐仁原さんは第3子の出産後で、仕事に家事に忙殺され、イライラして、家族にきつく当たっては後悔する毎日だった。
「最初は仕事をやめようかと思いました。でも本当にやめたいのは、仕事ではなく“主婦業”だと気づいて。家事や雑用、お付き合いなども主婦がやるものと思い込んでいたけど、やめる方法を探してみようと夫婦で相談し、宣言したのです」(唐仁原さん・以下同)
宣言の効果は絶大だったという。
「宣言したら、まだ何も減らせていないのに心が軽くなりました。
『私がやらなき
ゃ』って自分を追い込んでいたようです」
唐仁原家の主婦業分担は次のとおり。見ると、夫の関与する主婦業がかなり多い。
■炊事
〈朝食の支度〉:主な担当者・夫。朝早く起きるのは夫のほうが得意。ホットサンドやホットケーキなど、手間のかからない料理を。