2021年8月30日 11:00
ALSのニャンちゅう声優 声と引き換えの人工呼吸器は「しない」
母は心臓病を患い、入退院を繰り返しながら、最後は人工呼吸器につながりました。危篤から持ち直したときの『あれ(人工呼吸器)がなければ逝けたのか。もう何もしなくていいからね……』という言葉が、心に残っています」
こうした経験が、津久井さんの死生観に影響を与えている。
「気管切開、人工呼吸器の選択をどうするのか、100対0のようなはっきりした答えは出ません。でも、今のところ僅差の闘いで、51対49で、“しない”という答えです」
それが現時点での、津久井さんにとっての“生きる”という選択肢なのだ。
『デカレンジャーwithトンボオージャー』6・16配信 ナレーションは古川登志夫が担当