くらし情報『長谷川京子別居に集まる「母はずっと子の傍にいるべき」という日本の古臭い空気』

2021年10月7日 14:43

長谷川京子別居に集まる「母はずっと子の傍にいるべき」という日本の古臭い空気

そこに、なんとも言えない窮屈さを覚えるのです。

■これから増えるかもしれない「母親が出る円満別居」という選択

今回の報道では、離婚するかどうかはハッキリ明言されていません。

こうした「妻側が家を出るタイプの別居」というのはそこに至った原因がどうあれ、夫婦2人が育児をきちんと分担して取り組んでいるからこそ成り立つ選択だと思います。

つまり今までの「男性が家を出ていくタイプの別居」というのは、夫が育児に主体的に参加していないからこそできた選択ともとらえられます。

そう考えると共同育児が進むと、今後は妻が育児を担いながら家を出る別居も増えるのではと思っています。

少し前だと、篠原涼子さん(48)の別居からの離婚も話題になりました。

当初は篠原さん側が家を出る別居に対して、「母親として向いてない」「母親が家を出るなんて……」といった声が多くありました。当人としても悩む部分があっての決断だったと思いますが、「家を出る母=失格」というイメージはそろそろ私たちが手放していくときかもしれません。


そして子どもを持とうが持つまいが、自分らしい生き方や見た目の選択が受け入れられる世の中であってほしいなと思うのでした。

(文:おおしまりえ)

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