2021年12月17日 11:00
小柳ルミ子「独り身の寂しさ感じない」離婚も孤独死も後悔しない69歳の覚悟
そこで、「人間のパートナーは必要ないですか?」と聞くと、「まったく興味ない!」ときっぱり。
「私は恋多き女ではなくて、恋深き女なんです。なにごとも掘り下げるのが好きなもので」
昨年、著書『もう68歳と思うのか、まだ68歳と考えるのか』を出版。自分の年齢に向き合う生き方についてつづっている。
「私くらいの年齢になると、『もう69だから』と年のせいにする人がほとんど。でもそれは自分に負けていること。私は、『まだ69歳』と考えるように心がけています」
老後や終活はまだ遠い先のようだが、一人暮らしの自分の身を案じる日もある。10月に震度5強の地震が東京を襲った日、自身のブログにこう本音をつづっていた。
《何もない時は良いけど天災や私の体に異変が起きた時私は多分…誰にも気付かれず1人…孤独死だろうな覚悟しとかなきゃ》
「本当にそう思っています。寝るときはちゃんと身だしなみを整えておいたほうがいいなあとか、いろいろ考えますよ。それはネガティブじゃなくて現実のこととして。
エンディングノートを書いたりしたことはありません。でも、常日ごろ、『いつ逝っても悔いのないような人生を送ろう』とは心がけています。