くらし情報『「苦しみも人生の栄養」乳がんに2度の離婚、南果歩を救った寂聴さんの言葉』

「苦しみも人生の栄養」乳がんに2度の離婚、南果歩を救った寂聴さんの言葉

つらいことがあるたびに寂聴さんに救われたという南果歩さん(写真:本人提供)

つらいことがあるたびに寂聴さんに救われたという南果歩さん(写真:本人提供)



「その人の顔を見た瞬間、どんな言葉をかけてほしいか、私にはわかるの」、天台寺や京都寂庵での法話、インタビューなどで数々の名言を生み出してきた瀬戸内寂聴さん。言葉の達人であるだけではなく、心を癒す達人でもありました。

今回登場してもらったのは、いずれも寂聴さんと縁で結ばれていた人たち。それぞれの「私を救ってくれた寂聴さんの言葉」を教えてもらいましたーー。

■「苦しいことも含めて人生。すべてが栄養になります」ーー女優・南 果歩さん(57)

「’21年12月に京都の寂庵に伺いました。何度もお邪魔した場所なのに、瀬戸内寂聴先生がいないと、とてもひっそりしていて……。でも不思議ですよね。
最初は私も先生の遺影の前で泣いていたのに、寂庵のスタッフの方と思い出話をしているうちに、明るい先生の姿が浮かんできて、笑ってしまうこともありました。

逝去されてからも、私たちを笑顔にしてくださる先生は本当にすごい方です。先生からは『いまを悔いなく生きること、いまを切に生きること』と、繰り返し教えてもらいました。ご自身が作家として生き切ったからこそ、私たちもそんな気持ちになれるのだと思います。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.