2022年1月25日 11:00
氷川きよし「プライベートない」語り続けた仕事人としての23年
と語っていた。“歌の力を信じ、謙虚に我が道を”という彼だが、仕事とプライベートのバランスがとれないこともあったようだ。本誌’05年6月7日号では「去年、お母さんが手術した」といい、こう明かしている。
「ちょうど僕が『ドドンパ祭り』をやってるときに、手術していたんですよ。いま初めて話すんですけど……。お母さんがいま手術しているんだ、というのがずっと頭の中にあって。その直後に、自分も倒れちゃって、もう心配で心配で仕方がなかった」
また同年9月、座長公演の千秋楽で氷川は「1ヵ月間、風邪をひきかけたりして不安になったときもありましたが、みなさんのおかげで乗り越えることができました……」と涙ながらにファンへの感謝の言葉を口にしていた。
その後’06年には『一剣』で日本レコード大賞を受賞し、’08年の『第59回NHK紅白歌合戦』では白組の大トリを務めることに。
そして氷川は’10年、デビュー10周年となる。その記念インタビューでは、仕事を最優先にしてきたために「1週間自由に使えるとしたらですか?デビューしてから仕事で全国を回っていますが、ゆっくりとすることがなかったので、旅行なんていいですね」