くらし情報『上島竜兵さん“信じる笑いの道を進め”有吉ら後輩に泣いて伝えた師匠・志村さんの教え』

2022年5月17日 06:00

上島竜兵さん“信じる笑いの道を進め”有吉ら後輩に泣いて伝えた師匠・志村さんの教え

を歌ったりしてね。お酒好きなのも似てる》

幼少期から人気者だったという上島さんの小中学校の同級生は、当時、松竹新喜劇の話をしていたことを今も鮮明に覚えていた。

「ドタバタの吉本新喜劇よりも、藤山寛美が客を泣かせて笑わせる松竹新喜劇のほうがいいよね、なんて話をしていました。『何回見ても同じところで笑えて、同じところで泣ける。藤山寛美さんはすごい!』と興奮していることもありましたね」

上島さんは最初はお笑い芸人ではなく俳優を目指していたという。

「中学生時代に映画に目覚めて、俳優名鑑を暗記していたほどでした」(地元の知人)

劇団青年座研究所の試験に受かり、上京して1年がたったころ、母親が倒れた。直腸がんだった。一度、帰郷し、母親の退院を見届けて再上京。
しかし、今度は父親が自己破産。一家は全員千葉県市川市に引っ越してきた。

「弟さんは大学を休学して働き始め、母親も掃除の仕事をし始めたそうです。上島さんは青年座を受け直したものの今度は不合格に。そのためテアトル・エコーの夜間部に通い、寺門さんと出会ったのです。後に南部虎弾さんと肥後さんが加わり、’85年にダチョウ倶楽部が誕生しました」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.