2022年10月20日 16:03
100万円で販売された証紙なしの「加賀染着物」が波紋…“ペラペラ”批判に会社は「妥当な値段」と反論
とはいえ、100万円という値段は正当なのだろうか?この件について問うと、担当者は「まぁ、着物なんで(笑)」といい、こう話した。
「一般的で妥当な値段だと捉えております。他では手に入らない、特別な着物ですから。それに、着物の値付けはまちまちですよね。生地が薄いという声もあるそうですが、木綿ですから。そもそも生地の薄さと値段は関係ありません。『100万円でこんなに生地が薄いなんて』というのは、あまり着物に詳しくない方のコメントなのかなと思いますけどね。
不思議なお話ですよね。
『フェラーリは高すぎる』といっても、それはフェラーリ社が値付けしたものですから(笑)。商品に、どれほどの価値を感じてくださるか。そして、商品に対して弊社がどれほどの価値付けをしているか。そういう話です」
■先着3名が100万円。それ以降は200万円
実はこの着物、昨年末に行われた『コミックマーケット99』では20万円で売られていたという指摘もネット上でされている。
「もともと、あの着物は私が個人の趣味で作ったものです。ですが“一着だけ作る”ということができなかったので、6反作りました。そこで『もしかしてコミケに行ったら欲しい方がいるんじゃないか』と思い、参加しました。