くらし情報『松本伊代 1年半で2度も圧迫骨折…50代から急増する軽い衝撃でもアウトな「脆弱性骨折」』

2022年12月8日 11:00

松本伊代 1年半で2度も圧迫骨折…50代から急増する軽い衝撃でもアウトな「脆弱性骨折」

骨粗しょう症は薬や注射などで治療することもできますが、最もいいのはまず予防。そのために手っ取り早いのが運動です。

たとえばフラミンゴ体操という、片足立ちするだけの体操でもいいと言われているくらいです。骨に適度なストレスをかける運動や筋トレなどがアンチエイジングに非常に効果的なんです。また食事に関しても、牛乳を飲んだり、小魚食べたりなど、カルシウム成分が高いものを摂取するのは非常におすすめです」

■「更年期にさしかかったら年に一度骨密度検診を」

まずは骨粗しょう症を予防すること。それが骨折や寝たきりリスクの回避に重要なのだ。

また、山田副院長は“ドミノ骨折”の危険性についてもこう警鐘を鳴らす。

「転倒など外傷が原因の圧迫骨折は痛みを伴うことが多いですが、外傷が原因ではない圧迫骨折は軽い痛みしかなかったり、自覚症状がないことも。
徐々に背骨が潰れて、いつの間にか身長が縮んだり姿勢が崩れていったりします。背中や腰の骨が潰れてくると背中は丸まってきます。またこのような方が転んだ拍子に四肢の骨折をするなんてこともあります。

ですから女性の場合は特に、更年期にさしかかったら年に一度でいいので骨密度検診することをおすすめします。

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