くらし情報『ピーコにも行方不明報道が…認知症による徘徊・失踪防ぐなら「靴に名前」を!』

2023年4月26日 06:00

ピーコにも行方不明報道が…認知症による徘徊・失踪防ぐなら「靴に名前」を!

認知症の方にとって2つ同時に鍵を開けることは難しいからです」(朝田さん)

【3】近所に協力を求めておく

ただし、あらゆる工夫をしていても、「目を離した一瞬の隙に出ていってしまうこともある」と花俣さん。そんな場合に備えて“安心して徘徊できるご近所づくり”をしておくことが大事だという。

「具体的には、前もってご近所さんや近くの警察署に〈家族に認知症患者がいる〉ことを伝えておくこと。そうすれば、徘徊しているのを見つけた人が知らせてくれる可能性が高まります」(花俣さん)

【4】自治体のSOSネットワークに登録する

徘徊などで行方不明になったときに、警察のみならず、地元の支援団体や商店などが協力し、迅速に捜索するネットワークを構築している自治体も多い。そうしたところに事前登録しておくのもよいという。

【5】靴などにGPSを付ける

グッズの力も借りてみよう。

「おすすめは、徘徊しても居場所がわかるGPSを身に着けさせること。靴に付けるタイプや携帯に付けるものなどさまざまな種類があります。
“これはお守りだよ”と袋に入れて常に首から下げてもらうようにしたり、その方が日ごろ持ち歩いているものなどに付けておきましょう。

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