7浪して53歳で医師に! 貴子先生語る「小中学校ではずっとクラス最下位でした」
60代半ばだった父は持病の糖尿病があったうえに酒浸りだったし、なにより私や家族と離れて、ひとりで暮らす寂しさも大きかったのでしょう」
そして、貴子さんは思う。
「お父さんが苦しんでいるのに、私は何もしてあげられなかった。父のように病に苦しみ、自ら死を選ぶ人を救いたい。患者さんに寄り添い、体も心も支えたい」
医学部受験のため、最初に始めたのは、中学の数学からやり直すことだった。
(取材・文/堀ノ内雅一)
【後編】7浪して医学部、国会試験に2回落ちて53歳で医師になった女性「それでも諦めなかった理由」へ続く
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