くらし情報『「大谷選手の行動は本当に正しい」“ギャンブル依存症一家”の地獄を田中紀子さんが告白』

「大谷選手の行動は本当に正しい」“ギャンブル依存症一家”の地獄を田中紀子さんが告白

いい会社に就職が決まっていたのですが、卒業試験の日にボートレースに出かけてしまい落第。卒業も就職もパーになってしまい、親から〈もう学費は払わない〉と絶縁状を突きつけられ、バイトをしていたんです」

典型的なギャンブル依存症だったが、まだそんな言葉すら知られていない時代。初めて2人で出かけたボートレースで、ふだんは穏やかな彼が「お~ら、まくって行け!」と熱くなる姿を見て、「男らしい!」とほれてしまったのだという。そこから、2人でギャンブルにのめり込んでいくことに。

「夜のバイトが終わると、当時、繁華街にあった“闇カジノ”で朝まで過ごし、昼は競艇やオートレースなどに電話で投票するなどギャンブルざんまいでした」

次第に借金は増えていったが、当時、昼夜とダブルワークをしていた2人は稼ぎもよかった。

「最初は自転車操業でなんとか返済できていたんです。でも、それもきつくなって消費者金融で借りるように」

〈負けを取り戻したらキッパリ足を洗おう〉と、ずるずる借金を重ね、多いときは2人で3千万円ほどの借金があったという。そんな過酷な返済生活を3年間続け、すっかり疲れ果ててしまった2人。
保険をすべて解約して借金返済にあて、返済のめどもついてきた’99年、2人は入籍する。

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