20年後の物価は3割高騰で…年金だけで足りないお金「4340万円」に爆増する!
として、7つの見直しを勧める。
「扶養内で働いている方は、年収200万円以上を目指して、より稼げる仕事に就くことをおすすめします。どこも人手不足なので、50代でも正社員で雇用してくれるところはあるはず。社会保険に加入すれば、年金受給額も増やせます」
住まいの見直しも必須だ。
「子供の独立は、住み替えのチャンス。とくに都心は地価が高騰していますから、住宅をお持ちの方は購入時より数千万円高く売れる場合も。住居をコンパクトにすると、光熱費も安く抑えられます」
細かい支出もチェックしよう。「まずは、固定費の見直し。
格安のモバイルプランなどに変更すれば、月1000円程度で利用できます」
食料品を節約するためには、加工食品を極力避けること。
「冷凍や加工食品の値上げが続いていますから、できるだけ生鮮食品のまとめ買いと、冷凍保存をして自炊することで節約できます」
また、クーポンや、シニア割などを活用することで、年間数万円の節約になるという。さらに大切なのが、「お金にも働いてもらうこと」だと丸山さん。
「無理のない範囲で、税優遇を受けられるNISAなどに投資してみましょう」
高齢になるほど、抜本的な生活の改変は難しくなる。