くらし情報『伊藤美誠選手 “鬼母”明かした4歳からの「7時間訓練」』

伊藤美誠選手 “鬼母”明かした4歳からの「7時間訓練」

そのたため、晩ごはんが8時、9時になることもしばしばだった。そして、晩ごはんのあとは夜の訓練−−。

「1日最低7時間は訓練していましたし、美誠が卓球台を離れるのはお手洗いのときだけ。それも3分以上入っていると、お手洗いの戸をドンドンドンと。寝不足の美誠はときどきお手洗いで居眠りをしていましたから(笑)。訓練中の私たちは異常というか、ほかの人が入り込めない状態でした。近所に住む私の両親が、晩ごはんのおかずを持ってきたときも『ここに置いておくよ』と言って帰ってしまった。両親が言うには、鬼気迫る空気で『息ができなかった』そうです」

それでも負けず嫌いな美誠選手は「卓球をやめたい」とはただの一度も言わなかった。
泣いたことは何度もあったそうだが、それは、うまくできない自分、ふがいない自分に対する悔し涙だったという。

「1日の訓練が終わると、私は一転『甘〜いママの顔』に戻るんですね(笑)。私の子育ては欧米風で、何かというとスキンシップするんです。ですから、訓練が終わった瞬間、美誠を思いっきりハグして『大好きだよ』『愛しているよ』。

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