くらし情報『都議選候補「ママ対談」実現!“女性目線”の政策とは?』

都議選候補「ママ対談」実現!“女性目線”の政策とは?

『あっ』と反省したんですけどね。子どもに迷惑をかけちゃいけないのになあ、と。だから私は、夫婦で、その時々で、可能なほうが子どもと向き合うのがいいと思うんです。『パパは仕事が大変だけど、ママもキャリアを積みたいし……』と言うと、子どもから見れば、『なんで親のことで割を食うの?』となる。子どもは親を選べないですよね。私の子にしてみれば、小さいときにお父さんが死んじゃって、母親は仕事に出ていてっていう……。子どもは子どもなりに、悩みもあるなかで頑張って、一生懸命生きているのにね」

茜ヶ久保「そうなんですよね。ただ、別の視点で考えれば、私は母親−−女性が意識を変えることも重要だと思います。
というのは、子育てしながら仕事をするには、どうしても経済的な矛盾が生じます。保育園や施設に預けるには、けっこうなお金がかかる。その出費のうえで、時給800円の収入となると、赤字になってしまうこともある。それであきらめてしまって、『仕事は収入の多い夫に任せよう』と、みんながみんな、なってしまってはダメなんです。私は、子育てしながら仕事をしていくなかで、『どうしよう、お金がなくなっちゃう』と困り果てたときに、母親に『それでもいいから仕事をしなさい』と言ってもらったのが大きかった。

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