77歳“FPの母”が語る「余命宣告とリビングニーズ特約」
被爆者として原爆の語り部の活動も、交通費や宿泊費の心配をせずに地方に足を運べ、可能な限り若い世代に体験を伝えられました。私の母も被爆しておりますが、原爆投下2年後に書いた英文手記の、翻訳版を、自費出版できたんです」
そして、娘家族と同居し、孫にも囲まれた幸せな暮らしだったが、「最後のわがまま」として終の棲家も購入した。
「抗がん剤治療も先日終わって、昨日は映画を見に行きました。好きな物を食べて、眠いときに寝る。多少、せきが出ていますが、まだまだ元気です。“余命半年”で保険金をもらったのに、2年も生きているから『死ぬ死ぬ詐欺』だなんて言われるかも(笑)」