83歳のITおばあちゃんが提言「帰省なんかしなくていい!」
「長男も、その連れ合いや孫も、私のツイッターをちゃんと見てくれてるのね。私、3度の食事も、写真撮ってツイッターにアップしているから、それを見て『今日も元気にしてるな』って思ってもらえてると思いますよ。そう、私の場合、ツイッターが安否確認の役に立ってるの(笑)」
パソコン歴19年、溝井さんが駆使するツールは、ツイッターだけではない。「子どもたちとのやりとりによく使う」と、83歳の彼女の口から、立て続けにストレージサービス(ネット上のサーバーにデータを保管・共有するサービス)の名称がポンポンと飛び出し、驚かされる。
「『OneDrive』や『Dropbox』、それに『iCloud』も使ってます。そこに息子や孫が写真や動画を入れてくれて、共有してるんですよ。見たいときに動画の孫を見られるし、メールもじゃんじゃん来るしね。だから、実際には会えなくても寂しさは感じないのよね」
そんな溝井さんが帰省に気をもむ読者に対して、帰省以上に家族がつながるための3ステップを教えてくれた。
【1】親にiPadなどのタブレットを買う
「年寄りには、スマホの画面は小さすぎます。