83歳のITおばあちゃんが提言「帰省なんかしなくていい!」
タブレットの操作はガラケーよりずっと簡単よ」
【2】親の家にWi-Fi環境を整える
「スマホやタブレットにはWi-Fiが必須。年寄りの家にこそWi-fiが必要です」
【3】共有した「写真・動画」と「メール」の見かたを教える
「まずクラウドサービスに動画や写真をアップして、『ここを触ると手紙(メール)が届くよ』『ここを押せば“動く孫”が見られるよ』と教える。自分で発信できなくても、見られるだけでいい。画面に触れるだけなら誰にだってできますよ」
ツイッターでさまざまな世代の人と交流する溝井さんによれば、そもそも子に対する親の「帰省要求」の根底にあるのは「年寄り同士のマウンティング、近所の目を気にしてのこと」と分析する。
「自分は子どもたちから気にかけてもらえてる、大切に思われて幸せなんだと言いたいんですね。『○○さんのお宅、ちっともお子さん帰ってこなくて。寂しそうで、お気の毒ね』って、そういう目で隣近所から見られるのだけは絶対にイヤなんですよ。だから、本当は苦労も多いのに『孫が来てるから、うるさいでしょ。