池井戸潤原作の争奪戦激化にあった民放キー局の厳しい懐事情
制作担当者もかなり嗅覚が鋭いことで知られているので、ヒットが期待されています」(前出・出版関係者)
そんな状況に困り果てているのが、“視聴率至上主義”の傾向が高まる民放キー局だという。
「民放キー局では企画が“枯渇”しています。視聴率にこだわりすぎるあまり、昔のように『オリジナルドラマをヒットさせたい』という気概がなくなってきています。直木賞作家・東野圭吾氏(59)作品の争奪戦が激化したこともありましたが、こちらもすでに映像化され尽くしている状態。人気作家の原作を持ってきて、キャストのネームバリューで視聴率を取りにいく。そんな手法が主流になっていきそうです」(芸能プロダクション関係者)
人気作家の作品は今後、ますます重宝されそうだ。
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