泥水に野菜漬ける作業員も…危険すぎる米国・中国食品の実態
「アメリカ産と中国産の食品は、極力、口にすべきではないのです」
そう話すのはジャーナリストの奥野修司氏。スーパーに並ぶアメリカ産の牛肉。加工食品に使われている中国産の農作物や鶏肉。これらの危険性は、私たちの認識レベルをはるかに超えているという。
日本は世界最大の農作物輸入国で、輸入先の上位2位がアメリカと中国。奥野氏に実態を聞いた。まずはアメリカ産食品。脅威の筆頭は、牛肉に大量に残留する女性ホルモンだ。
「現在、日本の牛肉消費量のおよそ4分の1がアメリカ産ですが、国産牛に比べて赤身でなんと600倍、脂肪で140倍もの女性ホルモン(エストロゲン)が含まれています。これは、成長を早めてコストを削減するため、成長段階で大量の女性ホルモンを投与しているから。中でも、もっとも作用が強いのが女性ホルモン・エストロゲンの一種のE1とE2で、アメリカ牛にはこれらが大量投与されています」
高濃度のエストロゲンを外部から摂取することは、ホルモン依存性のがん(乳がん、生殖器系のがん)の原因といわれている。
「もともとアメリカ在住の白人の乳がん発生率は日本の2.5倍ですが、近年、日本でも乳がんや子宮体がんなど、ホルモン依存性がんの発生率が増加しています。