SNS拡散の新名所も…名古屋発“1万円以下で絶景旅”
自然を堪能しながら食べるお弁当は、格別においしかった。
愛知県の香嵐渓を後にし、次に向かうは岐阜県。美濃関物産館に立ち寄った後は、美濃の市街地から板取川沿いに上流へ40分ほど遡る。次の目的地の「モネの池」は、この地域の氏神を祭った「根道神社」の参道にある。もともとは、名もなき池。’15年秋にメディアで取り上げられるようになると、あまりの“モネっぽさ”にSNSで一気に拡散されたという。瞬く間に新名所となり、今やグーグルマップ上にも「通称モネの池」と表示されるほどだ。
一目見て、驚いた。
エメラルドグリーンの水面に、睡蓮の葉が浮かぶ池。その中を、大きく鮮やかなニシキゴイが悠々と泳いでいる。陽光を受けて水面が七色に輝くさまは、モネの絵画『睡蓮』そのもの!まさに“写真に撮りたい景色”がそこにあった。撮った写真を、記者もさっそく自分のインスタグラムにアップ。この写真についた「いいね!」は180件。インフルエンサーでもなんでもない“ふつうの人”な記者のインスタグラム史上、最高記録であった。
次は、岐阜県から三重県桑名市、なばなの里へ。