くらし情報『女性のための海外ドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」の魅力』

2017年12月11日 16:00

女性のための海外ドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」の魅力

セレステが久々に弁護士に復帰した際に、自分が仕事を楽しんだことに罪悪感を覚えながら、心の奥から絞り出すようにして「母親業だけじゃ足りない」と吐露する姿に、思わず落涙。子どもにも恵まれ、何不自由ない生活を送りながら、不満を感じる自分を責め続けてきたセレステの言葉は、現代に生きる多くの女性の気持ちを代弁しているかのよう。

原作は、オーストラリアの人気作家によるベストセラー『ささやかで大きな嘘』。冒頭で、6カ月後に誰かが何者かによって殺された事実が掲示され、最後まで謎を引っ張る仕掛けは、日本でいうと湊かなえ作品のようなテイストも。ドラマの脚色は重くなりすぎずコミカルさもあって、最終話で明らかとなる殺人事件のてん末は、意外で痛快。思いがけず胸のすくような幕切れに。きっとわけもなく涙がこぼれてしまうはず。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.