くらし情報『長生きすれば得「トンチン年金」は何歳まで生きれば元取れる?』

2017年12月14日 11:00

長生きすれば得「トンチン年金」は何歳まで生きれば元取れる?

だが、もし100歳まで生きれば200万円もお得!

【例:Bさんの場合】

■60歳で加入。払込期間:10年(最短)、70歳まで。年払い額:約75万円(月約6万2,000円)、累計保険料:約750万円。

■65歳より年金受給開始。年金年額:約30万円(月2万5,000円)、5年確定終身年金。

Aさんと同じ条件で60歳のときに加入したBさん。最短70歳から受け取れて、月々の保険料は50代より多少抑えられる。とはいえ、その元金が取り戻せるのは25年後の95歳。
それが100歳になれば、150万円お得になる計算。

ただし、Aさんが平均寿命で死んでしまった場合は190万円の損失に。月々の保険料も高額とあって、家計に余裕がなければ難しそう……。

「夫が先に亡くなりそうだと思うなら、加入を考えてもいいかも」

そう語るのは、年金と資産運用に詳しいファイナンシャルプランナーの山中伸枝さん。確定拠出年金相談のプロを育成する「山中塾」の運営や、数多くの講演会を行う、まさに年金の専門家だ。

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