“魔性の女”葉月里緒奈にみる「1人に全てを求めない生き方」
■私たちが言う“魔性の女”とは何者なのか
魔性の女とは「自身の色香で男を惑わせ意のままにする女」といった意味で、一般的には認知されています。その生き方は天然で自由奔放。だれかが制御することはできません。
そのとらえどころのない姿は多くの男性を虜にするとあって、「魔性の女になりたい」と憧れを抱く女性も多いものです。
意味として考えると現在の葉月さんの生き方も“自由奔放”で“魔性の女”健在といえるかもしれませんが、個人的には非常に現代的な選択をしていると思います。
それは、1人に全てを求めないという生き方です。
今なにかと話題の不倫ニュースですが、2017年からは妻である既婚女性の不倫が多く報じられるようになりました。
芸能界に限らず結婚して子を産んだ夫婦の多くは男女ではなく父母の関係になり、子どもを中心としたパートナーシップを築きます。
そうなったとき、母の中に混在する女としてのパーソナリティが満たされない人もいる(もちろん男性側にもあります)。