“現役最高齢アナ”押阪忍さん明かす大動脈瘤手術からの生還
手術を年末にしたのは、お正月に「妻のお雑煮を食べたかったから」と押阪。じつは、栗原も93年に“肺スエヒロタケ感染症”という肺にキノコ菌が繁殖する奇病を発症して大きく報じられたことがある。現在も体調に波がある身だ。
「私の肺は、90代くらいの肺になっているんです。ですから、私の看病ぶりには子供たちも驚いています。“重病人が重病人を支えて介護している”と(苦笑)。私が倒れるんじゃないかと心配してくれました。でも、夫が退院したときは家族みんなで喜びました。
次男も毎日、病院に通ってくれたし、長男のDJ OSSHYもメールやLINEをくれていました。おかげさまで家族がひとつになれましたね」
押阪も、病を克服できたのは“妻のおかげ”と照れ臭そうに感謝する。大病を経て、ようやく仕事復帰が近づいてきた押阪。
「いまの私のレギュラー番組は全国のFMラジオで放送している『ワンポイント・フィットネス』で、25年目になります。たぶん“現役最高齢アナウンサー”なので、そろそろ潮時かなと思っておりますが、まずはこの1年、古参らしくしっかり務めてまいります」