くらし情報『夫の死後1千万円の請求が来た例も…「デジタル終活」のススメ』

2018年2月12日 16:00

夫の死後1千万円の請求が来た例も…「デジタル終活」のススメ

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「亡くなった母のスマホの中に。家族の思い出の写真が大量に保存されているのですが、パスワードがわからないので、ロックが解除できません。どうすればいいでしょうか」

今やパソコン、スマートフォンなどのデジタル機器に、写真や書類などのデータを大量に保存する時代。だが、持ち主が死んだ後、遺族からの冒頭のような嘆きが後を絶たないというーー。

そこで注目されているのが、「デジタル終活」。デジタル遺品(パソコン・スマホ等の電子機器内のデータやインターネットサービスのアカウント等)に対する死後の取り扱いについて考える活動のことだ。

「昔はプリントして残されていた写真が、今やデジタル遺品の典型例になっています。写真というのは思い出が詰まっているものなので、デジタル終活においても、非常に重要な位置を占めています」

こう語るのは、日本デジタル終活協会代表理事で弁護士の伊勢田篤史さん。
1人1台スマホを持つ時代。写真や書類のデータ保存はもちろんのこと、インターネットで銀行や株の取引きをしている人も多い。だが、自分が死んだ後、パソコンやスマホ内に残されたデータの取り扱いについて、真剣に考えている人はどれだけいるだろうか。

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