ベビーカーで移動中、まさかの「エレベーター修理中」
第二子妊娠中のときの話です。
長女は1歳。まだ長距離を歩くのが難しく、外出時は常にベビーカーでの移動でした。
その日もベビーカーで駅構内を移動していたのですが、普段使っているエレベーターがまさかの「修理中」。
大きいお腹で長女を抱っこし、さらにベビーカーも背負って階段を昇るのはさすがにしんどい……。助けを求めるべく、駅員さんのいる改札に向かいました。
駅員さんは忙しそう。すると通りがかった青年が…
駅員さんに事情を話し相談したものの、駅員さんは忙しかったのか「運ぶしかないんですよ」のひとことだけ。すぐにほかのお客さんの対応にまわってしまいました。
運ぶしかないと言われても、長女とベビーカーを合わせたら15キロほどにもなります。重いものを持って、もしお腹に負担をかけたら……と心配は拭えません。
途方に暮れていると、大学生らしき1人の若い青年が近づいてきました。
青年のやさしさに感謝
青年は、「話を聞いてました、ぼくがベビーカー運びますよ」と。
ベビーカーと、さらに私がさげていたマザーズバッグまで持ち、階段を一緒に昇ってくれたのです。