2023年6月25日 06:30
孤独死の3割は発見まで15日以上!?発見原因で「異臭」よりも多かったのは?
発見まで15日以上となる場合は3割以上
ただし、早期発見が多いといっても、15日以上経ってから発見されたケースも3割以上と決して少なくないのも事実です。全体を平均すると発見までの日数は17日になります。平均日数を見ると、孤独死をした人は発見されにくいということを感じるでしょう。
なかには90日以上も発見されなかったケースもわずかながら見られます。
発見原因1位は「音信不通」
一般社団法人日本少額短期保険協会「第6回孤独死現状レポート」より
孤独死した人が発見された原因で半数以上を占めたのは「音信不通」です。発見されるまでの日数の平均は14日となっています。そのほかの要因になると20日以上に。やはり人とのつながりの有無が早めの発見に結び付いているといえるでしょう。
長期化した場合の発見原因は「異臭」が3割
一般社団法人日本少額短期保険協会「第6回孤独死現状レポート」より
3日以内の「早期発見」に至ったケースと、長期化した場合を比較してみると、どちらも発見原因で最も多かったのは「音信不通・訪問」でしたが、この両者には30ポイントの開きがあります。
また、長期化した場合に「異臭・居室の異常」