「第一印象は気持ち悪いと思った」けれど…五感で性教育を学ぶ授業、中高生97%が「学校で必要な学習」と回答
がコンドームを使用すると決める時まで見る機会は訪れないことが予測できました。実際にコンドームを見た生徒はどのような感想を持ったのでしょうか。
「これがもし実際にする時に初めて見るものだったら知識がないまま始めるのは怖かったからとてもいい機会でした」(高3女)
「いい印象は受けなかった。正直に言うと気持ち悪かった。だが社会人になる前に一度、経験できて良かったと思う」(高1女)
「コンドームを初めて触ってみてこんなに濡れているのだと思いました。学校で体験できてよかった」(高2女)
学校でコンドームで装着方法を学習したことを肯定的に捉えているか尋ねたところ、92.2%が「はい」と回答しました。7.8%は肯定的ではないと回答しましたが、そのうち8割以上が高校卒業までには学校で学習するのが適当と回答しており、学習の必要性については理解していることが明らかになっています。
Q4:学校でコンドームで装着方法を学習したことを肯定的に捉えていますか?
「実際に触ってみたり、友達と指を使って付け方の練習をすることで、新たな発見ができた」(高1女)
「HIVのこと性行為のことは対策が大切だが、人の心情、相手との関係といった気持ちの部分がコントロールできるかがさらに大切であるとわかった」