今のホームレスは段ボールの家じゃない?寝泊まりの方法で最多だったのは…
生活の間、ずっと継続して路上(野宿)生活が続いているか?」という設問の回答を見てみると、「ずっと路上(野宿)生活をしていた」と回答した人が最も多く、64.4%となっています。次に多いのは「時々、ドヤ、飯場、ホテル等にも泊まっていた」(※)で16.0%でした。
そのほか「緊急一時宿泊施設(シェルター・一時生活支援事業)等に一時的に入っていたことがある」(3.0%)、「病院に一時的に入っていたことがある」2.6%などの回答も見られました。
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※ドヤ:住居不定の日雇労働者を対象とした簡易宿所のことで、「宿(ヤド)」の逆さことば。
今回の路上(野宿)生活の間、ずっと継続して路上(野宿)生活が続いていますか?または、どこかと行き来していましたか?―厚生労働省「ホームレスの実態に関する全国調査(生活実態調査)結果」より
どのくらい路上生活をしているのか
最後に路上生活をしている期間を見てみます。
今の路上生活は「10年以上」が4割
「現在の路上(野宿)生活がどのくらい続いているのか」を聞いた結果は、40.0%もの人が「10年以上」と回答しました。