蒼井そらさん42歳の妊活「年齢を目の当たりにしてるよ」二度の流産経験し「諦めがつかない」
実は多い「続発性不妊」
過去に妊娠・出産した経験のある女性が、その後妊娠しない状態となった場合のことを、医学的には「続発性不妊」といいます。一般的には「二人目不妊」などと呼ばれます。
世界的な統計では、20歳から44歳で原発性不妊(一人目不妊)は2%、続発性不妊(二人目不妊)は10%~35%という結果が出ており[*1]、二人目不妊の割合の方が多いことがわかります。二人目がなかなか授からないという状態は、決して珍しくはないということです。
主な原因としては加齢が挙げられます。晩婚晩産化の影響で、一人目の妊娠が高齢になるため、二人目を考える時点ではさらに高齢になり、妊娠率が低下することがあります。また、セックスレスも妊娠率に影響する要素です。一人目の育児のストレスのために性交渉が減少しているカップルも存在します。
加えて、二人目をなかなか授からないことを不安に思っていても、不妊クリニックに通うために上の子を連れて行きにくいという悩みも多く耳にします。
妊娠するには、受精できる卵子を排卵していることが重要ですが、45歳前後になると、規則的に月経(生理)がきていても排卵が起きていないこともあります。